(_085)_” figure ”_ 人物、像
こんにちは!アサです。
アニメーションにも最近では
3DCG…いわゆる三次元アニメと
既存の手描きの二次元アニメとがありますが、
私が参加しました
ある打ち合わせで起きたことを例に お話しします。
![](https://f99story.com/wp-content/uploads/2020/09/image-150.png)
某D監督(イニシャルではありません)と
原画さん数名と制作進行の私で
それぞれ絵コンテを前にして打ち合わせが
進んでいたのですが
その時私は 制作中のアニメ作品の
フィギュアの見本品が
スタジオにあることを思い出し
中座しまして それを持ってきて
監督の前に差し出しました。
![](https://f99story.com/wp-content/uploads/2020/09/image-151.png)
監督は喜び、そのフィギアを手に取り
説明を始めてくれました。
打ち合わせ終了後 監督に
フィギュアを持ってきた件を
良かったよ、と 褒めていただきました。
打ち合わせの際、フィギュアがあったことで
原画さんが 原画を描く時
イメージやディテールを補うのに
役に立ったと思います。
![](https://f99story.com/wp-content/uploads/2020/09/image-152.png)
一本のアニメ作品で 多いときは
20~30人くらいの原画マンさんが関わるので
(30分のテレビシリーズでも)
常に人手不足の状況で
中には どんな作品なのか 予備知識がほとんどなく
手伝いで原画を描くことになる原画マンさんも
いらっしゃったり
そんな状況で、作品のイメージを
早く的確に掴んでもらうには
フィギュアとかがあると
かなりイメージを補完してくれますね。
![](https://f99story.com/wp-content/uploads/2020/09/image-153.png)
どんな世界観、どんな空間に
そのキャラクターが存在しているのか。
フィギュアですと 3Dで 360度から見ることができます。
コンテのみの 2Dですと 一方向のみです。
ただし”誰の主観か”が
はっきりしている ともいえます。
![](https://f99story.com/wp-content/uploads/2020/09/image-154.png)
3Dはその点
だれの主観、視点なのか分からなくなりがちで
3Dアニメの リアリティの問題は そこにあると思います。
なにからなにまで 細かく描いていては キリがなく
大抵、ヘンな所だけリアルで
他がとても作り物っぽくなってしまっている
画面の作品は けっこう見られますね。
![](https://f99story.com/wp-content/uploads/2020/09/image-155.png)
これを 他のことに当てはめますと
よけいな情報に惑わされることに注意!ですとか
何が今、要求されているのか、という軸をブラさない!
ということが言えると思います。
ぜひ参考にしてみてください。
![](https://f99story.com/wp-content/uploads/2020/09/image-156.png)
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